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ほっと☆きらり通信

 
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食物アレルギーの予防に重要な、赤ちゃんのスキンケア
2014-08-04
 みなさんこんにちわ、今回は食物アレルギーの話です。食物アレルギーとはある特定の食物を食べた際に、じんま診や嘔吐・腹痛など過敏反応をおこしてしまう状態です。ひどい場合には命にかかわることもあります。食物アレルギーの多くは子供の成長とともに治っていきますが、大人になってもアレルギーが残る場合もあります。

最近注目されているのが、赤ちゃんの頃の皮膚の状態と食物アレルギーの関係です。以前から、赤ちゃんの頃に湿疹ができていた子どもは、その後に食物アレルギーになりやすいことが知られていました。特に卵、牛乳、ピーナッツアレルギーではこの傾向が強く、また赤ちゃんに湿疹ができた時期が早いほど、その後に食物アレルギーになる可能性が高いとされています。
なぜ赤ちゃんに湿疹があると食物アレルギーになりやすいのでしょうか?私たちが普段生活している環境には、目に見えない小さな食物のかけらがいたるところに存在しています。この小さな食物のかけらは、皮膚が正常な場合には何の害も起こしません。しかし湿疹がある状態では皮膚のバリア機能が失われており、こうした食物のかけらが皮膚を通り抜けて体の中に入ってきてしまいます。すると、体内の免疫細胞はこの食物を外的と勘違いしてしまい、食物に対してアレルギー反応が起きるようになるらしいのです。

赤ちゃんの湿疹を防ぐには、毎日のスキンケアを行い、乾燥が湿疹にならないようにしましょう。乾燥の範囲が広い場合や、湿疹がある場合には、皮膚科医や小児科医に相談して、肌をしっかり治療しておくことがお勧めです。
 
地域で医師を育てる
2013-03-13
   春の訪れが待ち遠しい季節になりましが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
喜多方市 地域・家庭医療センターは、今年の五月で開所して二年が経過します。これまで、「ほっと☆きらり」に日々受診されている患者さんや地域の方々から多くを学び少しずつではありますが成長してきたように感じております。

平成二十四年度は竹田綜合病院の初期研修医の先生を一名、福島県立医科大学の医学部六年の学生を二名、医学部五年の学生を十九名、研修や実習で受け入れました。積極的に学生の実習に協力をいただいた患者さんとご家族にこの場を借りて感謝申し上げます。

患者さんの症状や苦悩を、医師は対話を通して初めて知ることができます。対話により検査の計画を立てたり、診察を行って診断にいたり、治療を行うことができます。
そして、医師は教科書からではなく、目の前の患者さんから多くを学び成長していきます。しかし、大学での医学教育の中では医学生が患者さんと接する機会は限られたものになっているのが現状です。当センターでの医学部五年生の実習は一週間をかけて行いますが、その間に平均して二十人以上の患者さんの話を聞く経験ができております。しかし、大学では二週間で一人、二人程度です。喜多方でこれだけ多くの患者さんと接することができることに医学生は充実感と達成感を感じ、そして、多くを学び感謝して大学へ戻っていきます。改めまして若い彼らの育成にご協力いただき本当にありがとうございます。

当センターでは新年度も研修医や医学部生の受け入れを行っていきます。ホームステイ先や実習先としても協力していただける方々を募っております。何かご意見やご指摘がありましたらご連絡いただければ幸いです。これからもご協力のほどよろしくお願いいたします。
 
睡眠について
2013-01-07
 本格的になってきました寒さと雪に皆様どのように備えていますか。  
冬になると、寒さが厳しい朝は布団から出るのが大変ですが、逆に夜は不眠になりやすい季節でもあります。不眠は非常に多くの方が経験される症状の一つです。成人で3人に1人は時々不眠を自覚し、10人に1人は慢性的な不眠があるといわれています。65歳以上の方では特に不眠を経験される方が多いことがわかっていて、多くの方が医療機関を受診し不眠について相談されていると思います。
 
「ほっと☆きらり」の外来にも不眠について相談される方が多く来られていますが、睡眠薬を処方する以外に睡眠衛生についても説明するようにしていますが、そういった生活上の注意点をご存じない方が意外と多いように思います。睡眠衛生のポイントとしては、就寝時間や起床時間を一定に保ち、朝日をあびることなどがよく知られています。午後のカフェイン・ニコチン・アルコールを避けることや日常的な運動習慣なども重要です。アルコールについては睡眠導入を目的に飲まれる方がいらっしゃいますが、睡眠が寸断されてしまい良眠の妨げになるためお勧めしません。
 
良眠を得るためのその他のポイントとしては、寝床に入って覚醒した状態で30分以上過ごさないことです。もし30分たっても眠れない場合は、眠れないという不安が高まり逆に覚醒状態になることがあります。その場合は寝床から出て、脳や体に刺激を与えないような活動を行い、疲労を感じるようになったら寝床へ戻るようにします。
 最後にお薬はたしかに有効な治療ではありますが、安易に選択するべき治療法ではないと考えています。まずは睡眠衛生を整えることから取り組んでみてはどうでしょうか。

 
あなたは子供にタバコを吸わせたいですか?
2012-11-09
   暑さ寒さも彼岸までとはいいますが、今年はずいぶんと暑い日が続きましたね。お彼岸を過ぎたら急に冷え込んできたので体調を崩された方も多かったのではないかと思います。これからはインフルエンザなども流行り始める季節です。予防接種や、手洗い、うがい、咳エチケットなどでこの冬を乗りきりましょう。
 
さて今回のお話は、「未成年の喫煙」についてです。未成年で喫煙を始めた人は、その後成人してからも継続する確率が高く、一方で思春期や青年期に喫煙を始めなかった人がその後喫煙者となる可能性は低いということがわかっています1)。危険を知り、止めたくとも止められない依存症も発症してしまうこの喫煙という問題を未成年のうちから予防することが大切です。では、どのような人が未成年でタバコを始めるのでしょうか。
 
それは、身近にタバコを吸っている人がいることが、喫煙を始める大きな要因となることがわかっています。ある研究では、親や兄弟で喫煙している人がいることも影響があると示されています2)。ぜひ大切なお子さんにタバコを吸わせたくないならタバコを止めることに挑戦してみませんか。
 
また映画や広告などをみて、それがきっかけとなって吸い始めることがあることもわかっています。すべての情報を規制することは困難ですが、情報の選別ができない子供たちを今の情報化社会の中に飛び込ませていくには準備が必要であると思います。
 
最後にもう一つ、いじめを受けていた人、反抗や抑うつといった感情が高い人の喫煙率が高い傾向にあります3)。もしも、学校や、家庭で大切な生徒やお子さんがタバコを手にしていたら、それは「助けて」というシグナルなのかもしれません。
 
 
参考文献
1) The International Bank for Reconstruction and Development/The World Bank. Curbing the epidemic: Government and the economics of tobacco control. 1999. A world bank publication.
2) Lovato C, et al. Impact of tabacco advertising and promotion on increasing adolecenst smoking behaviours. Cochrane Database Sys Rev, 2011 Oct 5;(10): CD003439.
3) Weiss JW, et al. Longitudinal effects of hostility, depression, and bullying on adolescent smoking initiation. J Adolesc Health. 2011 Jun; 48(6): 591-6
 
「本当!?タバコの怖い話」
2012-09-20
  皆さん、こんにちは。外来患者さんの診察をしていると、本人の健康のため、喫煙されている方に禁煙をお勧めする機会がとても多いです。そこで今回は、タバコと健康の関係について紹介したいと思います。
 
 外来でよく話題になるのが、1日に吸うタバコの本数です。「前よりもずいぶん減らしたから、大丈夫!」と言う方がいるのですが、実は少ない本数のタバコでも、体への悪影響は大きいです。壮年期の喫煙者の死亡率は非喫煙者の2倍と言われています(つまり統計上は、喫煙者は非喫煙者の2倍死にやすい!)が、タバコの本数が1日1~4本と少ない人でも、非喫煙者に比べて死亡率は1.5倍も高いのです。
 
 「自分の体のことだから、タバコを吸うのは勝手でしょう!」と言う方もいるのですが、家族や職場での受動喫煙の害も深刻です。喫煙者の夫を持つ妻は、脳卒中に1.5倍なりやすく、また喫煙者の親を持つ子供は、将来1.2倍心筋梗塞になりやすいという報告があります。また職場に喫煙者がいると、職場の同僚は1.8倍肺癌になりやすいという研究もあります。
 
 タバコの経済への影響も深刻で、日本人は一人毎年3万円、タバコ病の治療のため出費している計算になります。タバコを吸うと実際にどれくらい寿命が縮むのかを計算した研究もあります。英国の研究によると、タバコを1本吸うと寿命が11分短くなり、タバコ1箱(20本)では3時間40分、タバコ1カートン(200本)では1.5日、寿命が短くなるそうです。
 
 市内で禁煙外来を行う医療機関も増えてきました。そろそろタバコは卒業かなと思われる方、この秋、禁煙にチャレンジしてみてはいかがですか?
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